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春 | 暖かな日差しを受けて成長していく季節 |
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1少しずつ暖かくなってくる3月。 ぶどうの樹を囲っていたワラを外し、そのワラをぶどうの樹の根元に敷いていきます。 これは土壌の乾燥を防ぎ、土壌微生物の活動を促し、強い根を張らせるためにしています。 粗皮削りも病原菌を残さないためにします。 ぶどうの木も春の日差しをいっぱいに受けて気持ち良さそうです。 |
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2一番最初に被覆したビニールハウスでサニールージュが芽吹きます。 3しばらくすると葉を広げ始め、先端には花穂が見えてきます。 ぶどうの花芽の発育は、他の果樹とは違って前年の6月頃に分化します。 この花芽は混合芽といって、次の年の葉や枝や花になるもとが一体になって含まれています。 そして、この混合芽が春になって新梢となり花房をつけるのです。 |
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4あっという間に、こんなに大きな花房に成長します。 |
5大きくなった花房を、このように小さな房に整形をします。 | ||
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6ぶどうの花が咲きました。 ぶどうの花は雄しべと雌しべだけのシンプルなもの。 花といっても見た目の華やかさはありませんが、とてもいい香りがします。 |
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7ぶどうの花が満開です。 ぶどうの花は品種によって、咲き方に違いがあります。 ロザリオビアンコのようにきれいに咲く花と、サニールージュのように咲いているか咲いていないかよく分からないような品種などあります。 ぶどうの花が咲きだすと、畑いっぱいにいい香りが広がります。 |
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ぶどう畑は元気に色づいていく | 夏 | ![]() |
1ぶどうの実がふくらんできます。 あっという間にずんずん大きな粒になっていきます。 その間に余分な粒を除きぶどうの形をつくり、色付きを良くし甘みを行き渡らせます。 |
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2房の摘粒が終わり、粒も大きくなり、水分もまわりながら成長しています。 これから、少しずつ着色してきます。 |
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3まだ緑色をした果実に一粒だけポッと色づく「飛び玉」が始まりました。 着色し始めると、すぐにムクドリやカラスがつつきにやって来ます。 最近ではスズメまでもがつつきにやって来るようになり、防鳥網を張りめぐらせただけでは済まなくなって、一房一房にぶどうの傘や袋をかけるなどして、被害を防いでいます。 |
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4病気や害虫、防鳥などから果実を守るための袋かけ。 又、薬剤散布前には、ぶどう一房一房に袋をかけて果実汚染を防ぎます。 白い袋が全てのぶどうにかけられると、涼しげに見えます。 |
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5紅伊豆も少しずつ色付いてきました。 8月中頃になると、サニールージュやキャンベル、ノースレッドが色付きます。 いよいよ収穫の季節です。 |
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秋 | 収穫の季節 | |
1ノースレッドの畑です。 ノースレッドはとても甘く、わた菓子のような甘い香りが特徴です。 収穫の時に、それまでかけていた袋を外すと、畑一帯甘い香りに包まれます。 色付きよく熟したところから収穫が始まります。 |
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2キャンベルの畑です。 キャンベルも収穫寸前まで防鳥のために袋をかけています。 色付きよく熟したところから袋を外し収穫していきます。 |
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3紅伊豆の畑です。 赤く実った紅伊豆が、ぶどう棚に垂下する姿は美しく見事です。 |
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4ロザリオの畑です。 ボリューム感が素晴らしく、ぶどう棚いっぱいにひしめき合います。 |
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5収穫が終わると、ぶどうの葉も緑色から黄色へと紅葉します。 収穫の終えた畑から、ハウスのビニール被覆を取り外して、畑を片付けます。 6紅葉も終わり葉が滑り落ちるころ、ぶどうの樹もワラで囲い冬支度。 |
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ぶどう園も来期の準備へ | 冬 | ![]() |
112月になると雪が降り始め、ここ岩手は寒さ厳しい冬がやってきます。 その寒さからぶどうの樹を守るため、一本一本をワラで囲います。 ワラで囲ったぶどうの樹を見守りながら、枝の剪定作業、 棚の修理や、園地の整地をします。 |
(有)菅原ぶどう園
■岩手県花巻市幸田16-170 ■TEL&FAX 0198-31-2516
■E-MAIL/ i-ha-mukiya@alto.ocn.ne.jp ■URL/ http://www.sugawarabudouen.sakura.ne.jp/
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